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Q&A

海外の物件の写真や動画の定期報告は、何を頼めばよいですか?

執筆 編集部

タブレット越しに現地の室内を確認するイラスト
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短い答え

「どこを」「どのくらいの頻度で」「どう残すか」を、管理の契約のときに決めて書面にしておくのが基本です。頼む中身の目安は次の3つです。

  1. 撮る場所の一覧を渡す(水回り・天井・窓・エアコン・電気の盤・玄関の鍵など)
  2. 頻度を決める(説明のための例:空室なら月1回、入居中なら借り手の入れ替わりと年1〜2回の点検のとき)
  3. 撮影日のわかる形で、同じ場所を同じ向きで撮ってもらい、前回と比べられるようにする

写真は「きれいに見せる」ためではなく、前回からの変化に気づくためのものです。

撮ってほしい場所の一覧

場所見たいこと
浴室・キッチンの水回り水漏れの跡、カビ、排水の流れ(動画だとわかりやすい)
天井と壁の角雨漏りやしみ、ひび
窓とサッシ閉まり具合、雨の入った跡、網戸
エアコン動くか、水が垂れていないか、フィルター
電気の盤・給湯器表示の異常、焦げ跡
玄関とドアの鍵壊れや、鍵の本数(鍵の管理)
家具・家電備品の一覧どおりにあるか、傷み
メーター電気・水道のメーターの数字(空室なのに増えていないか)
共用部分と建物の外廊下・エレベーター・外壁の傷み、ゴミ置き場

空室のときと入居中のときの違い

空室のとき借り手が住んでいるとき
目的傷みの早い発見、湿気・虫・水漏れの確認部屋の使われ方と設備の不具合の確認
頻度の目安(説明のための例)月1回、雨季や台風の後に追加入居と退去のとき、年1〜2回の点検
気をつけること換気と通水(水を流して排水の臭いを防ぐ)も一緒に頼む事前の知らせと借り手の了解。私物や顔を写さない

入居と退去のときの写真は、預かり金(デポジット)の精算の根拠にもなります(借り手が部屋を傷めたら)。空室が続くときの考え方は空室の物件を持ち続けるときを参照してください。

報告の受け取り方と残し方

  • 撮影日を残す:ファイル名や報告書に日付を入れてもらいます。スマートフォンの写真の撮影日の情報(メタデータ)が消えない形で送ってもらうと、後で確かめやすくなります。
  • 同じ場所を同じ向きで:前回と並べて見られるように、撮る順番と向きを一覧で決めておきます。
  • 保存先を決める:メールの添付だけでなく、共有フォルダに日付ごとにまとめてもらうと、売るときや保険の請求のときに探しやすくなります(保険の請求の流れ)。
  • 不具合が写っていたら:修理の見積もりの取り方は日本から修理の見積もりを確かめるで整理しています。

次に読む

この記事で出てくる言葉

言葉ざっくりいうと
定期報告管理会社が決まった間隔で送る、部屋の状態や収支の知らせ(オーナーステートメント)
点検部屋に入って、傷みや不具合がないかを見ること
管理の契約所有者と管理会社の間の、仕事の範囲と料金の契約(PM契約)
共用部分廊下・エレベーター・プールなど、所有者みんなで使う場所
作業の指示書修理を頼むときの、作業の中身と金額を書いた書類(ワークオーダー)

よくある質問

写真の報告は無料で頼めますか?

管理会社によって違います。管理の契約の料金に月1回の点検と報告が含まれていることもあれば、1回ごとに別料金のこともあります。頼む前に、契約書の業務の範囲と、追加の料金表を確かめてください。

借り手が住んでいる部屋の中も撮ってもらえますか?

借り手の暮らしている部屋に入るには、多くの国・地域で事前の知らせと借り手の了解が必要です。賃貸契約で決めた点検の回数と知らせ方に沿って頼み、借り手の私物や顔が写らないように撮ってもらうのが一般的です。

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補足情報

日本から海外の物件を持つとき、管理会社や代理人に頼む写真・動画の定期報告の中身の整理です。撮ってほしい場所の一覧(水回り・天井・窓・設備・共用部分)、空室のときと借り手が住んでいるときの違い、頻度の目安、撮影日のわかる残し方、報告の受け取り方と保存の仕方をまとめます。