米国の住宅ローン金利(MBA調査)、30年固定が7.30%に上昇。6週連続の上昇で2023年11月以来の高さ、申請件数は前週比6%減(9月25日までの週)
米抵当銀行協会(MBA)が2026年9月30日に公表した週次調査で、30年固定の住宅ローン金利(適合ローン)は7.30%となり、前週の7.12%から上がりました。6週連続の上昇で、2023年11月以来の高い水準です。申請件数は前週比6%減、購入の申請は4%減、借り換えは9%減でした。数字の一覧と、ハワイ・米本土の物件を持つ人にとっての意味を短く整理します。
執筆 編集部

この記事は、米抵当銀行協会(MBA)の発表(一次情報)を、米国の報道で数値を照らし合わせて要約したものです。
米国の住宅ローン業界の団体である米抵当銀行協会(MBA)は2026年9月30日、9月25日までの1週間の住宅ローン申請の調査結果を公表しました。30年固定の金利(適合ローン=政府系機関の買い取り基準に合う、一般的な額のローン)は平均7.30%で、前週の7.12%から0.18ポイント上がりました。上昇は6週連続で、2023年11月以来の高い水準です。
発表の内容
| 項目 | 9月25日までの週 | 前週 |
|---|---|---|
| 30年固定(適合ローン) | 7.30% | 7.12% |
| 30年固定(ジャンボ=高額ローン) | 7.27% | 7.15% |
| 30年固定(FHA=政府保険付きローン) | 6.97% | 6.78% |
| 15年固定 | 6.56% | 6.43% |
| 5/1 ARM(当初5年固定、その後変動) | 6.47% | 6.10% |
| 申請件数(全体・季節調整後) | 前週比6%減 | 前週比1.5%減 |
| 購入の申請(季節調整後) | 前週比4%減(前年同週比14%減) | 前週比1%減 |
| 借り換えの申請 | 前週比9%減(前年同週比56%減) | 前週比3%減 |
| 借り換えの割合 | 38.3% | 39.3% |
| 変動金利(ARM)の割合 | 10.3% | 9.8% |
前週の数字は9月18日までの週の記事によります。同協会のエコノミストは、金利がほぼ3年ぶりの高さに上がり、購入・借り換えの申請がともに減った、という趣旨のコメントを出しています。
フレディマックの調査との違い
| 調査 | 公表 | 何を見ているか | 直近の値 |
|---|---|---|---|
| MBA 週次申請調査 | 毎週水曜 | 申請の契約金利(ポイント=前払いの手数料を含む条件つき) | 7.30%(9月25日までの週) |
| フレディマック PMMS | 毎週木曜 | 貸し手が提示した金利の平均 | 7.03%(9月24日公表、記事) |
2つの調査は、集め方も条件も違います。比べるときは同じ調査どうしで、前の週・前の年と比べます(米住宅ローン金利の4つの指標の違い)。
投資家にとっての意味(編集部)
- 現地でローンを使う人:金利が7%台前半まで上がると、同じ借入額でも月々の返済は重くなります。家賃で返済をまかなえるかをDSCRで確かめ直すと見えます。変動金利(ARM)の割合が増えていますが、固定期間の後に金利が上がることがある点は契約の前に確かめます。
- 売ることを考えている人:購入の申請が前年より14%少ない状態は、買い手の数が減っている目安の一つです。売り出してから成約までの日数(DOM)が長くなることを見込んだ資金の計画が、見落としを減らします。
- 金利は毎週変わります。この数字は9月25日までの週の値です。判断の際は最新の公表値を確かめてください。米国の政策金利の動きは9月のFOMCの記事にまとめています。
出典
- Mortgage Bankers Association「Weekly Applications Survey」(2026年9月30日公表。公式ページの本文を編集部で取得できなかったため、数値は米国の報道で照らし合わせた)
- 関連記事:米国の住宅ローン金利(MBA、9月18日までの週)、日本の銀行で海外不動産のローンは借りられますか?
出典・参考
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