海外の不動産を買うのに、日本の銀行や信用金庫から融資は受けられますか?
「海外の不動産投資を行うのに、日本の信用金庫から融資を得られますか?」という知恵袋の質問に、日本の銀行の「海外不動産ローン」、国内不動産を担保にする方法、現地銀行のローン、それぞれの現実を整理して答えます。
執筆 編集部

この記事で出てくる言葉
| 言葉 | ざっくりいうと |
|---|---|
| 担保 | 返せなくなったときに銀行が差し押さえる財産。海外の物件は日本の銀行の担保にしにくい |
| 海外不動産ローン | 一部の日本の銀行が扱う、海外の物件購入資金のためのローン |
| 頭金 | 物件価格のうち自分で払う部分 |
短い答え
信用金庫は一般に難しいです。営業地域内の顧客への融資が中心で、海外の物件を担保にできないためです。
日本で海外物件の購入資金を借りる現実的な方法は、次の2つです。
- 海外不動産ローンを扱う一部の銀行:海外の物件購入を資金使途として認め、日本国内の不動産や預金などを担保にする商品。対象国、金額、金利、年収要件が決まっている。
- 国内不動産を担保にした不動産担保ローン:自宅や国内の投資物件を担保に借り、資金使途が「海外不動産の購入」として認められるもの。
現地の銀行で借りる方法もありますが、外国人(非居住者)には頭金3〜5割、金利は日本より高い条件が一般的です。
理由
海外の物件は担保にならない
日本の金融機関は、国内法で差し押さえ・競売ができる財産しか担保として評価できません。海外の物件は評価も処分もできないため、その物件自体を担保にしたローンは日本では組めません。
だから「日本にある担保」が必要
海外不動産ローンを扱う銀行でも、担保は日本国内の不動産や金融資産です。つまり、日本に担保にできる資産がある人が対象です。
現地ローンは条件が厳しい
タイ・ドバイ・ハワイいずれも、外国人向けの住宅ローンはありますが、頭金が厚く、金利が高く、審査に時間がかかります。為替と金利の両方のリスクを負うことになります。
注意点
- 「フルローンで海外不動産」を掲げる案件は、仕組みを詳しく確認してください。販売会社の提携ローンは、金利や手数料が物件価格に織り込まれていることがあります。
- 借りて買う場合、家賃収入が返済を上回るかを、為替が1割動いた場合まで含めて計算してください。
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よくある質問
日本の信用金庫から海外不動産の融資は受けられますか?
一般には難しいです。信用金庫は営業地域内の融資が中心で、海外物件を担保にできません。日本国内の不動産を担保にする形なら可能性はありますが、資金使途を海外不動産購入として認めるかは金融機関ごとの判断です。
出典・参考
- 各金融機関の海外不動産ローン商品概要(公開情報)(2026-09-23 参照)
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