円安のときに海外の物件を売ったほうがいいですか?(為替は予想できない前提での考え方、税と送金の注意)
円安のときに海外の物件を売ると、円での手取りは大きく見えます。ただし為替の先行きは予想できず、売却は物件と市場の状況、資金の使い道でも決まります。円安局面の売却で考える観点、日本の税の計算が円で行われることの影響、売却代金を外貨のまま持つ選択肢を整理します。
執筆 編集部

短い答え
為替だけで決めることはできません。為替の先行きは予想できないため、物件の状態・市場・お金の使い道とあわせて判断します。円安のときに売ると円での手取りと日本の税額が大きくなること、売却代金を外貨のまま持つ選択もあることを押さえます。
考える観点
| 観点 | 確かめること |
|---|---|
| お金の使い道 | 日本で使う予定があるか。あるなら、その時期と金額 |
| 物件の状況 | 大きな修繕が近いか、賃貸の状況、築年数 |
| 市場 | 現地の価格の動き、売り物件の数(売るのにかかる期間) |
| 為替 | 現地通貨の価格×為替。為替は予想できない前提 |
| 税 | 円での利益と税額(下記) |
税の計算は円で行う
- 日本の譲渡所得は、取得時と売却時の為替で円換算して計算します(税金の総まとめ)。
- 購入時より円安なら、現地通貨で値上がりしていなくても円では利益になり、税がかかることがあります。
- 現地の税は現地通貨で計算されるため、両国の利益が一致しないことがあります。
売却代金を外貨のまま持つ
- 売っても、すぐに円に替える必要はありません。外貨の口座に置く、必要な分だけ替える、という選択があります(外貨口座)。
- ただし、外貨で持ち続ければ、為替の影響も続きます。
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よくある質問
円安で売ると、日本の税金も増えますか?
日本の譲渡所得は、取得時と売却時のそれぞれの為替で円に換算して計算するため、円安で売ると円での利益が大きくなり、税額も増えることがあります。現地通貨では利益が出ていなくても、円では利益になる場合があります。具体的な計算は税理士に確認してください。
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