海外不動産を持つと、現地の銀行口座は必要ですか?(家賃の受け取り、費用の支払い、口座が開けないとき)
家賃の受け取りや管理費・税の支払いには現地通貨の口座があると便利ですが、非居住者の口座開設は国によって難しくなっています。国別の開設のしやすさ、口座がなくても運営する方法(管理会社の預り口座、日本の外貨口座)、口座を持つときの注意を整理します。
執筆 編集部

短い答え
**あると便利だが、なくても運営はできます。**非居住者の口座開設は難しくなっており、管理会社の預り口座を通す形が一般的です。口座を持てる国では、家賃の受け取り・費用の支払い・為替のタイミングの調整に使えます。
国別の開設のしやすさ(一般的な傾向。銀行・時期で変わる)
| 国 | 傾向 |
|---|---|
| ドバイ(UAE) | 非居住者向け口座を扱う銀行がある。物件の権利証で開設できることがあるが、審査は厳しくなっている |
| タイ | 非居住者は難しくなった。物件購入を理由に開設できる銀行・支店がある |
| フィリピン | 非居住者の開設は難しい。管理会社経由が一般的 |
| ハワイ・米国 | 現地で本人が行けば開設できる銀行がある。ITIN(納税者番号)が求められることがある |
| マレーシア | 難しい。MM2Hビザがあると開きやすい |
口座がなくても運営する形
- 管理会社が家賃を受け取り、管理費・税・修繕費を差し引く。
- 残りを、決めた頻度(年1〜2回)で日本の口座に送金する。
- 送金のたびに手数料と為替コストがかかるため、頻度は少なめに。
- 管理会社の預り金の残高を、毎月の報告書で確認する。
口座を持つときの注意
- 休眠:一定期間動きがないと凍結される。定期的に動かす。
- 維持手数料:残高が少ないと手数料がかかる銀行がある。
- 申告:日本の居住者は、国外の口座と財産について申告の対象になる場合がある(国外財産調書とは)。
- 相続:口座の存在を家族に伝えておく(相続の基本)。
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よくある質問
現地の口座が開けなければ、海外不動産は持てませんか?
持てます。管理会社が家賃を預り、費用を差し引いて日本の口座に送金する形が一般的です。ただし送金のたびに手数料と為替コストがかかるため、送金の頻度(年1〜2回など)を決めておくと負担を抑えられます。
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