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ニュースタイ

パタヤを含むチョンブリ県、新築コンドの販売74.5%増

執筆 編集部

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タイの政府住宅銀行(GHバンク)の調査機関である不動産情報センター(REIC)は2026年9月16日、東部経済回廊(EEC。チョンブリ、ラヨーン、チャチューンサオの3県)の2026年4〜6月期の住宅市場の調査結果を公表しました。開発会社が売り出している新築の住宅とコンドを現地で調べたものです。パタヤ、シラチャ、バンセンはチョンブリ県に入ります。

チョンブリ県では新築の販売戸数が前年同期より39.1%増え、うちコンドは74.5%増でした。REIC は、観光と外国人の買い手に支えられたコンドが県の回復を引っ張っているとしています。一方で3県の売れ残りは6万1,945戸あり、新しい供給がないと仮定しても売り切るまで約41か月かかる見込みです。

発表の内容

東部3県の合計(2026年4〜6月期、前年同期比)

項目値前年同期比
調査期間に売り出されていた住戸(Total Supply)6万5,908戸・2,761億9,300万バーツ戸数3.8%減
新しく売れた住戸(New Sales)4,491戸23.2%増
売れ残りの住戸(Remaining Supply)6万1,945戸5.3%減
1か月に売れる割合(吸収率)2.3%—
売れ残りを売り切るまでの見込み約41か月—

REIC が調べた全国27県の売り出し中の住戸は35万9,433戸・2兆230億バーツで、東部3県はその戸数の18.3%、金額の13.7%を占めます。戸数の割合が金額の割合より高く、価格の低い住宅が多い市場です。

チョンブリ県(パタヤ、シラチャ、バンセンを含む)

項目値前年同期比
売り出されていた住戸4万3,591戸2.4%減
新しく売り出された住戸—112.9%増
新しく売れた住戸(全体)—39.1%増
うちコンド—74.5%増
うち戸建て・タウンハウスなどの分譲住宅—2.7%増
売れ残り(全体)4万502戸4.6%減
売れ残り(コンド)1万9,932戸3.5%減
売れ残り(分譲住宅)2万57戸6.1%減
売り切るまでの見込み全体39か月(コンド31か月、分譲住宅54か月)—

地区別では、パタヤ〜ナジョムティエンのコンドの販売が54.6%増え、レムチャバン〜バンラムンは吸収率5.2%と県内で最も高くなりました。工業団地と港の雇用、観光の両方に近い地区です。

分譲住宅では売れ残りが積み上がった地区があります。アマタナコーン工業団地〜バイパス周辺は売れ残りが22.7%増え、売り切るまで74か月の見込み。パタヤ南側のフアイヤイも74か月、シラチャ〜ノーンカームとローンポ〜ノーンプラーライは66〜67か月です。

ラヨーン県とチャチューンサオ県

県売り出されていた住戸新しく売れた住戸(前年同期比)売れ残り売り切るまでの見込み
ラヨーン1万6,491戸(4.1%減)全体は伸び悩み。コンドは27.9%増1万5,524戸(3.8%減)48か月(コンドは27か月)
チャチューンサオ6,354戸(12.1%減)17.3%増5,919戸(13.7%減)41か月(コンドは5か月)

ラヨーン県は工業団地で働く人の戸建て需要が中心で、300万〜500万バーツの住宅が売れているとしています。ただしラヨーン市街の分譲住宅は吸収率1.1%で、売り切るまで88か月の見込みです。チャチューンサオ県は調査期間に新しい売り出しがなく、コンドは市場の規模そのものが小さいため、吸収率の高さをそのまま需要の強さと読まないよう REIC は注意しています。

REIC は3県に共通する重しとして、家計の借金の多さ、銀行の住宅ローン審査の厳しさ、開発費用の上昇を挙げ、今後の伸びは「地区・種類・価格帯を選んで」起きるとみています。

投資家にとっての意味(編集部)

  • チョンブリ県の回復はコンドが引っ張っています。外国人が持てるのは原則コンド(建物の外国人枠49%の範囲)なので、パタヤで買う人に関係するのはコンドの数字です。ただし伸び率は前年の低い水準との比較で、売れ残りのコンドはまだ約2万戸あります(パタヤとバンコクの違い)。
  • 売り切るまで31か月分の新築コンドが売り出し中ということは、将来自分の部屋を売るときに、同じ地区の新築が競合になります。中古で売るときの考え方はタイのコンドの売却にあります。
  • この調査は開発会社が売り出す新築が対象で、中古の取引、家賃、稼働率は含みません。パタヤの賃貸は季節で動くため、収支はリゾート地の季節性と合わせて見てください。外国人の購入の実数は外国人のコンド移転登記の統計、全国の動きはタイ全国の住宅市場(4〜6月期)で確かめられます。

出典

  • 不動産情報センター(REIC)プレスリリース No.291「EEC の住宅市場 2026年4〜6月期」(2026年9月16日)
  • 同 No.290「EEC の住宅市場 2026年4〜6月期および上期」(調査報告)

吸収率は、売り出し中の住戸のうち1か月に売れた戸数の割合です。「売り切るまでの見込み」は、新しい売り出しがないと仮定して、売れ残りを吸収率で割った月数で、REIC の計算によります。REIC は北部5県(チェンマイの調査)やバンコク首都圏についても同じ形式の調査を公表しています。

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補足情報

タイの不動産情報センター(REIC)が2026年9月16日に公表した東部3県(チョンブリ、ラヨーン、チャチューンサオ)の2026年4〜6月期の住宅市場調査では、チョンブリ県の新築の販売戸数は前年同期比39.1%増、うちコンドは74.5%増でした。パタヤ〜ナジョムティエン地区のコンドの販売は54.6%増。一方で3県の売れ残りは6万1,945戸あり、売り切るまで約41か月の見込みです。

出典・参考

  1. ศูนย์ข้อมูลอสังหาริมทรัพย์(不動産情報センター、REIC)「REIC เปิดภาพตลาดที่อยู่อาศัย EEC ไตรมาส 2 ปี 2569」(2026年9月16日公表のプレスリリースPDF、3ページ)(2026-10-05 参照)
  2. REIC プレスリリース掲載ページ(No.291、2026年9月16日)(2026-10-05 参照)
  3. REIC「สถานการณ์ตลาดที่อยู่อาศัยใน EEC ไตรมาส 2 ปี 2569 และครึ่งแรกปี 2569」(調査報告の掲載ページ、No.290)(2026-10-05 参照)
  4. REIC プレスリリース一覧(北部・バンコク首都圏・全国の同じ時期の調査もここから)(2026-10-05 参照)