フィリピンのコンドを売る流れ:価格の決め方、外国人の買い手と40%枠、売買の証書と税、CAR(納税証明)、売却代金の送金
フィリピンでコンドを売るときの流れを整理します。成約価格の調べ方、買い手が外国人の場合の40%枠、売買の証書の公証、キャピタルゲイン税・印紙税の納付とCAR(納税証明)の発行、名義変更、代理人への委任、売却代金を日本へ送るまでを説明します。
執筆 編集部

この記事で出てくる言葉
| 言葉 | ざっくりいうと |
|---|---|
| 売買の証書(Deed of Absolute Sale) | 公証を受けて作る売買の書類 |
| CAR(eCAR) | 税の納付を証明する書類。名義変更に必要 |
| 40%枠 | 1棟のコンドで外国人が持てる割合の上限 |
| CCT | 区分所有の権利証 |
先に結論
- 価格は同じ建物の成約価格で決める。売り出し中の部屋が多いと値下げ競争になる。
- 買い手が外国人なら、建物の40%枠に空きがあるか。
- 売買の証書の公証から30日以内にキャピタルゲイン税を納め、CARを受けて名義変更する(フィリピンの税金)。
- 日本にいる場合は、委任状で代理人に任せる(アポスティーユとは)。
流れ
- 価格を決める:成約価格、同じ建物の売り物件の数と価格。
- 仲介業者を選ぶ:国家資格を確かめる(フィリピンの管理会社の選び方)。
- 買い手と合意:手付、支払いの予定、税の負担の分け方。
- 売買の証書に署名し、公証を受ける。
- 税の納付:キャピタルゲイン税(売主が多い)、印紙税(買主が多い)。
- CARの発行:数週間〜数か月かかることがある。
- 名義変更:移転税の納付、登記所で新しいCCT、管理組合の登録の変更。
- 代金の受け取りと送金。
費用(目安)
| 項目 | 目安 | 負担(慣行) |
|---|---|---|
| キャピタルゲイン税 | 売却価格・評価額の高い方の6% | 売主 |
| 印紙税 | 同1.5% | 買主が多い |
| 移転税・登記費用 | 地域の定め | 買主が多い |
| 仲介手数料 | 3〜5%程度 | 売主が多い |
※ 負担は契約で決まります。
日本での申告
- 売却益は日本で譲渡所得として申告する。フィリピンのキャピタルゲイン税は売却価格が基準のため、日本の利益と一致しないことがある。
次に読む
よくある質問
日本にいながら売れますか?
現地の代理人(弁護士、家族、仲介業者)に委任状を渡して手続きを任せる方法が一般的です。委任状は日本で公証とアポスティーユを受け、範囲を限定して作ります。税の納付や名義変更の書類の受け取りも代理人が行います。
出典・参考
- Bureau of Internal Revenue — Capital Gains Tax / Documentary Stamp Tax / eCAR(2026-09-23 参照)
- Land Registration Authority — 名義変更(2026-09-23 参照)
相談する
フィリピンの検討で分からないことを、相談で整理できます
検討している国や予算、目的、気になっている費用・リスクをお書きください。業者ではない立場で、確認すべき点と読む順番を整理してお返しします。ご希望があった場合にのみ、提携するエージェントをご紹介します。相談は無料で、物件の勧誘はしません。
フィリピンの購入費用・進め方を相談する- フォームから送信(名前とメールアドレスのみ必須)
- 編集部が内容を確認し、メールで返信します
- ご希望があれば、提携エージェントへの取り次ぎをご案内します(共有はご本人の希望を確認したうえで)
本サイトはエージェント向け集客支援を事業とする CROSSLAND が運営しています。ご紹介先から報酬を受けることがありますが、ご相談の内容や判断に影響しないよう運営しています。