マレーシアの物件を持つとかかる税:土地税(クイットレント)と固定資産税(アセスメント税)。支払い先、計算、滞納したとき
マレーシアで不動産を持つと、州に払う土地税(クイットレント)と、地方自治体に払う固定資産税(アセスメント税)がかかります。コンドの場合の支払いの流れ、税額の決まり方、支払いの時期、滞納したときの影響、売却時の精算、管理会社に任せるときの確認点を整理します。
執筆 編集部

この記事で出てくる言葉
| 言葉 | ざっくりいうと |
|---|---|
| 土地税(クイットレント) | 州に毎年払う土地の税(Cukai Tanah) |
| アセスメント税 | 地方自治体に払う固定資産税(Cukai Taksiran) |
| 年間の評価額 | 物件を貸した場合の年間の家賃の見込みなどに基づく評価。アセスメント税の計算に使う |
| 区分の権利証 | コンドの部屋ごとの権利証(ストラタタイトル) |
先に結論
- マレーシアで不動産を持つと、毎年、州の土地税と地方自治体のアセスメント税がかかる。
- アセスメント税は、年間の評価額×自治体の税率で計算される。税率・評価は自治体ごとに違う。
- コンドは、区分の権利証の発行の前後で請求の流れが変わることがある。
- 滞納すると延滞金がかかり、売却の手続きで精算を求められる。
2つの税の違い
| 項目 | 土地税(クイットレント) | アセスメント税 |
|---|---|---|
| 払う先 | 州の土地事務所 | 地方自治体(市・郡の議会) |
| 計算 | 土地の面積・用途・場所 | 年間の評価額×税率 |
| 時期 | 年1回(期限は州による) | 年2回が多い |
| 使い道 | 州の収入 | ごみ収集、道路、街灯などの地域のサービス |
※ 税率・期限は州・自治体で違い、見直されることがあります。
支払いと管理
- 請求書の送付先を、日本の住所か管理会社にする。
- 自治体のオンラインの支払い、または管理会社の代行。
- 領収書を保管する(売却時・申告時に使う)。
売却時
- 買主側の弁護士が、土地税・アセスメント税の支払いの証明を求める。
- 未払いがあれば、代金から精算する(マレーシアの売却の流れ)。
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よくある質問
コンドの土地税は、誰に払うのですか?
土地税は州の土地事務所に払う税で、コンドの場合、区分の権利証が発行される前は開発会社や管理組織を通じて按分して請求されることがあります。区分の権利証が発行された後は、所有者ごとに請求されるのが一般的です。自分の物件の請求の流れを管理組織に確かめてください。
出典・参考
- National Land Code 1965 — 土地税(Quit Rent / Cukai Tanah)(2026-09-23 参照)
- Local Government Act 1976 — アセスメント税(Cukai Taksiran)(2026-09-23 参照)
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