契約が終わっても借主が退去しないときは?(まずやること、国ごとの手続きの入口、してはいけないこと、日本からの体制)
賃貸契約が終わった、または家賃を払わないのに借主が退去しないとき、所有者が自分で鍵を替えたり荷物を出したりすることは多くの国で認められていません。まず管理会社と記録をそろえること、国ごとの手続きの入口(米国の裁判所、ドバイの家賃紛争センターなど)、日本から対応する体制を整理します。
執筆 編集部

短い答え
**まず管理会社と記録をそろえ、借主と書面でやりとりし、解決しなければその国の手続き(裁判所や紛争の窓口)で退去を求めます。**所有者が自分で鍵を替える、荷物を出す、電気や水道を止めることは、多くの国で認められていません。
まずやること
- 契約書を確かめる:期間、更新、退去の通知の期限。
- 記録をそろえる:家賃の入金、通知のやりとり、部屋の写真。
- 管理会社から借主に書面で通知し、事情を聞く(転居先が見つからない、支払いの問題など)。
- 話し合いで、退去の日を決めることができれば書面にする。
国ごとの手続きの入口
| 国 | 入口 |
|---|---|
| 米国 | 州法に沿った通知 → 裁判所の手続き → 強制執行(家賃滞納と退去の手続き) |
| ドバイ | 家賃紛争センター(RDC)。契約満了で退去を求めるには、事前の通知の条件がある(家賃の受け取り方) |
| タイ・マレーシア・フィリピン | 契約と一般の法律に基づき、弁護士を通じて手続き |
※ 手続き・期間は国・地域で違います。現地の弁護士に確認してください。
してはいけないこと(多くの国)
- 手続きを経ずに鍵を替える
- 電気・水道を止める
- 荷物を外に出す
- 脅す、無断で部屋に入る
日本からの体制
- 管理会社に、提携の弁護士がいるかを確かめておく(管理委託契約とは)。
- 手続きの費用と、その間の家賃が入らない期間を見込む。
- 入居時の審査と預り金が、こうした事態を減らす第一の備えです。
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よくある質問
借主の荷物を外に出して鍵を替えてもいいですか?
多くの国で、裁判所や紛争の窓口の手続きを経ずに、所有者が自分で鍵を替える、荷物を出す、電気や水道を止めることは認められておらず、所有者が責任を問われることがあります。手続きに沿って対応してください。
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