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解説メキシコ

メキシコの物件を長期で貸す

執筆 編集部

担当者間で管理業務を引き継ぐ様子のイラスト
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先に結論

  • 長期の家賃はペソで受け取るのが一般的です。非居住者の家賃には、原則総額の25%の所得税がかかります(メキシコの不動産の税金)。
  • 借主の審査と滞納への備えとして、預り金に加え、連帯人か審査・回収支援の契約を使う慣行があります。
  • メキシコシティでは2024年の改正で、値上げは前年のインフレ率まで、契約は30日以内に市へ登録となりました。他の州は州の法律で確認します。

契約で決めること

項目確認すること
期間1年が多い。更新と解約の予告期間
家賃と改定改定の時期と上限(メキシコシティは前年のインフレ率まで)
預り金金額と返す条件、差し引ける範囲
連帯人など連帯人か審査・回収支援の契約か。契約の費用を誰が払うか
光熱費と管理費電気・水道・ガス・インターネットは借主か。管理費は貸主か
修繕小さな修繕と大きな修繕の負担の分け方
家具家具付きなら一覧と状態の記録

管理会社に任せる範囲

借主の募集と審査、契約、家賃の回収と送金、修繕の手配、退去の立ち会い。日本から持つなら、月次の報告と送金のタイミングを決めておきます(日本からの管理)。

次に読む

この記事で出てくる言葉

言葉ざっくりいうと
賃貸契約(コントラト・デ・アレンダミエント)家賃・期間・預り金・修繕の負担を決める契約
預り金(デポシト)退去時の原状回復に備えて預かるお金
連帯人(フィアドル)借主が払えないときに代わりに払う人
審査・回収支援の契約(ポリサ・フリディカ)保険会社や法律事務所が、借主の審査と、滞納時の手続きの支援を行う契約

よくある質問

メキシコシティでは家賃をいくらでも上げられますか?

2024年8月28日の官報で民法典が改正され、住宅の家賃の値上げは前年のインフレ率(中央銀行の公表)までとされました。あわせて、貸主は契約から30日以内に市の電子登録に契約を登録することになっています。他の州は州の法律に従うため、物件の州で確認してください。

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補足情報

メキシコの物件を1年単位などで長期に貸すときの実務を整理します。賃貸契約の基本、預り金、連帯人(フィアドル)や、審査・回収支援の契約(ポリサ・フリディカ)の慣行、家賃の改定と、メキシコシティで2024年に定められた「値上げは前年のインフレ率まで」「契約は30日以内に登録」のルール、非居住者の家賃の税、管理会社に任せる範囲です。

出典・参考

  1. メキシコシティ官報 2024年8月28日 — 民法典(第2448条D:住宅の家賃の値上げは前年のインフレ率まで/第2448条F:賃貸契約の電子登録、30日以内)と住宅法の改正(法律事務所 Sánchez Devanny の解説による)(2026-10-01 参照)
  2. メキシコ所得税法(LISR)第158条(非居住者の家賃:総額の25%)(2026-10-01 参照)