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解説ハワイ

ハワイの固定資産税の区分:自己居住・非居住の住宅(Residential A)・短期賃貸・ホテル。区分で税率が大きく変わる仕組みと確認のしかた

ハワイの固定資産税は郡ごとに決まり、同じ評価額でも物件の使い方(区分)で税率が大きく変わります。ホノルル市郡の居住用・Residential A(非自己居住の高額住宅)・ホテル・リゾートなどの区分、マウイ・ハワイ島・カウアイの短期賃貸の区分、評価の通知と異議申立ての流れを整理します。

執筆 編集部

スマートフォンと通貨の封筒で海外送金の準備を表したイラスト
スマートフォンと通貨の封筒で海外送金の準備を表したイラスト。テーマを説明する架空のイメージであり、実在の街・物件・書類を示すものではありません / AI生成イラスト

この記事で出てくる言葉

言葉ざっくりいうと
区分(クラス)物件の使い方による分類。区分ごとに税率が違う
自己居住の控除(ホームエグゼンプション)所有者が住む家の評価額を差し引く制度
Residential Aホノルル市郡などで、所有者が住まない一定額以上の住宅の区分
TVR(短期賃貸)30日未満などの短い期間で貸す住宅
評価通知郡が送る、評価額と区分の通知
異議申立て(アピール)評価額・区分に異議を出す手続き

先に結論

  • ハワイの固定資産税は郡ごとに決まり、区分(使い方)で税率が大きく変わる
  • 日本に住む人が持つ物件は、自己居住の控除が使えず、ホノルルでは評価額によってResidential Aの区分になることが多い。
  • 短期賃貸に使うと、ホテル・リゾートや短期賃貸の区分となり、税率が大きく上がる郡がある。
  • 郡から届く評価通知で区分と評価額を確認し、誤りがあれば期限内に異議を出す。

ホノルル市郡の主な区分(概要)

区分対象税率の水準
Residential(居住用)所有者が住む家(控除あり)、評価額が基準未満の住宅最も低い水準
Residential A所有者が住んでいない一定額以上の住宅居住用より高い。高額部分に高い税率の段階
Hotel and Resortホテル・短期賃貸に使われる物件高い
Commercial ほか商業・工業・農業など区分ごと

※ 税率・基準額は毎年の予算で変わります。郡の最新の税率表で確認してください。

他の郡(概要)

特徴
マウイ郡短期賃貸の区分があり、税率が高い。長期賃貸の区分は低めの税率を設けている
ハワイ郡(ハワイ島)自己居住・非自己居住・短期賃貸などで区分
カウアイ郡自己居住と非自己居住(短期賃貸を含む)で区分

評価と支払いの流れ(ホノルルの例)

  1. 評価の基準日時点の状態で評価額と区分が決まる。
  2. 冬に評価通知が届く(所有者の住所に郵送。海外の住所でも届くが、管理会社経由で確認する人が多い)。
  3. 異議申立ての期限(例年1月中旬)までに、評価額・区分の誤りを申し立てられる。
  4. 税は年2回8月2月)に分けて払うのが一般的。ローンがある場合は銀行のエスクロー口座から払われることがある。

確認するポイント

  • 購入前:売主の税額は、売主が住んでいた(控除あり)場合や、評価額が古い場合があり、買った後の税額とは違う。自分が持った場合の区分で計算し直す。
  • 貸し方を変えるとき:長期から短期へ、またはその逆で区分が変わることがある。郡に用途を申告する手続きがある。
  • 評価通知:届いたら区分と評価額を確認。管理会社に通知の転送を頼んでおく。
  • 固定資産税は物件の維持費としてNOIの計算に入れる。

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よくある質問

日本に住んでいて、ハワイのコンドを長期で貸しています。どの区分になりますか?

ホノルル市郡では、所有者が住んでいない住宅は、評価額が一定額以上だとResidential A(非自己居住の住宅)の区分になり、居住用より高い税率になるのが一般的です。区分と税率は毎年見直されるため、郡の評価通知と最新の税率表で確認してください。

出典・参考

  1. City and County of Honolulu — Real Property Assessment Division(区分・税率・評価)(2026-09-23 参照)
  2. County of Maui — Real Property Tax(区分・税率)(2026-09-23 参照)
  3. County of Hawaii — Real Property Tax Office(2026-09-23 参照)
  4. County of Kauai — Real Property Assessment(2026-09-23 参照)

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