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解説ハワイ

ハワイ不動産の数字の見方:中間価格・成約件数・在庫月数・売却日数(オアフ島の統計を読む)

ホノルル不動産協会が毎月公表する統計には、中間価格、成約件数、在庫月数、売却までの日数などが載っています。それぞれが何を意味し、買う人・売る人がどう読むべきかを説明します。

執筆 編集部

計算機と硬貨、家の模型で費用を整理する様子のイラスト
費用・家賃・為替の条件を整理するためのイメージイラスト / AI生成イラスト

この記事で出てくる言葉

言葉ざっくりいうと
中間価格(Median Sales Price)成約価格を小さい順に並べた真ん中の値
成約件数(Closed Sales)その月に売買が完了した数
在庫月数(Months of Inventory)今の売れ行きが続いた場合、売り出し中の物件が何か月で売り切れるか
売却日数(Days on Market)売り出してから契約までの日数の中央値
戸建て/コンドSingle-Family Home(一戸建て)と Condominium(区分所有)

先に結論

  • ハワイの相場を見るときは、中間価格成約件数を戸建て・コンドに分けて見ます。平均価格は高額取引に引っ張られます。
  • 在庫月数が短い(3か月未満など)ときは売り手市場、長くなると買い手市場に近づきます。価格より先に動く指標です。
  • 数字は毎月同じ出典で追うことが大切です。当サイトの定点データは、ホノルル不動産協会の月次統計をそのまま転記しています。

各指標の読み方

中間価格

その月に成約した物件の、真ん中の価格です。ハワイは高額物件が多いため、平均価格は数件の超高額取引で大きく動きます。相場の方向を見るなら中間価格です。ただし、成約した物件の「構成」が変わると(例:小さいコンドばかり売れた月)、中間価格も動くので、件数と一緒に見ます。

成約件数

買い手の動きを最も早く写します。金利が上がる、円が安くなる、といった変化は、まず件数の減少に出て、そのあとに価格に波及します。

在庫月数

「今の売れ行きが続くと、売り出し中の物件が何か月で売り切れるか」。短いほど売り手が強く、長いほど買い手が選べます。目安として3か月未満は売り手市場、6か月を超えると買い手市場と言われます。

売却日数

売り出してから契約までの日数の中央値。長くなり始めたら、売り手が値下げを迫られる局面が近いサインです。

買う人の読み方

  • 件数が減り、在庫月数が伸びているなら、価格交渉の余地が出てきています。
  • 中間価格が横ばいでも、自分が狙う価格帯・エリア・タイプで見ると違うことがあります。
  • 為替(ドル円)と米国の住宅ローン金利を横に置いて、円建ての取得コストで考えます。

売る人の読み方

  • 在庫月数が短く、売却日数が短いときは売りやすい。
  • 逆の局面では、価格を下げるか待つかの判断になります。売却時の税金の先引き(FIRPTAHARPTA)と還付の期間も資金計画に入れます(買い方・売り方)。

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よくある質問

中間価格と平均価格はどう違いますか?

中間価格(メディアン)は成約価格を並べたときの真ん中の値、平均は合計を件数で割った値です。超高額の取引があると平均は大きく動くため、相場を見るには中間価格の方が向いています。

出典・参考

  1. Honolulu Board of REALTORS — Oahu Monthly Market Report(公開統計)(2026-09-23 参照)

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