支払いプラン(ペイメントプラン)とは:完成前の物件の代金を分けて払う計画。ドバイ・フィリピン・タイの形と注意点
支払いプランは、オフプラン・プレビルド(完成前)の物件の代金を、契約時・工事中・引き渡し時・引き渡し後に分けて払う計画です。ドバイの「60/40」「引き渡し後払い」、フィリピンの頭金の月払い、タイの工事中20〜30%の形と、分割できることの裏にあるリスクを説明します。
執筆 編集部

定義
**支払いプラン(Payment Plan)**は、完成前の物件の代金を、契約時・工事中・引き渡し時・引き渡し後に分けて払う計画です。開発会社が決め、売買契約書に書かれます。
国別の形(一般的な例)
| 国 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| ドバイ | 工事の進み具合や時期で分ける | 「60/40」=完成までに60%、引き渡し時に40%。土地局の手数料4%は契約時 |
| ドバイ | 引き渡し後払い(ポストハンドオーバー) | 引き渡し後2〜5年で残りを分割 |
| フィリピン | 頭金を工事中に月払い | 頭金(10〜30%)を月払い、残りを引き渡し時に銀行ローンか開発会社の分割 |
| タイ | 工事中に一部、残りを登記時 | 工事中に20〜30%、名義移転時に残り70〜80% |
投資家に関係する点
- 分けて払えることで、最初の資金が少なくて済みます。一方、完成まで家賃は入りません。
- 引き渡し時の残金(40%、70%など)を、その時点で用意できるか(ローンが使えるか)が最大の確認点です。
- 引き渡し後払いは、家賃より分割の支払いが大きいと、毎月持ち出しになります。
- 支払いが遅れると、契約の解除・違約金の条項が働きます(オフプランの転売、プレビルド契約)。
- ドバイでは、代金は開発会社のエスクロー口座に入り、工事の進み具合に応じて開発会社に払われる仕組みがあります。