MLSとは:米国・ハワイの不動産会社が物件情報を共有する仕組み。成約価格・売り出し期間の調べ方
MLS(Multiple Listing Service)は、米国やハワイの不動産会社が売り物件の情報を共有するデータベースです。ほぼすべての売り物件が登録され、成約価格や売り出しから成約までの日数も記録されます。仕組みと、投資家がエージェントを通じて使う方法を説明します。
執筆 編集部

定義
MLS(Multiple Listing Service)は、米国やハワイの不動産会社が売り物件の情報を共有するデータベースです。売主から依頼を受けた会社が物件を登録すると、他の会社も買い手に紹介できます。地域ごとに運営され、ハワイではオアフの不動産協会などが運営しています。
記録される情報
| 情報 | 使い道 |
|---|---|
| 売り出し価格・値下げの履歴 | 売主の姿勢、市場の強さ |
| 成約価格 | 相場の根拠 |
| 売り出しから成約までの日数(DOM) | 売れやすさ |
| 物件の詳細・写真・管理費 | 比較 |
| 過去の売買の履歴 | 前回の価格 |
投資家に関係する点
- 市場全体の物件から探せます。一社の自社物件だけを紹介される状態と比べられます(日本人向け会社の見方)。
- 成約価格とDOMは、価格が妥当かを判断する根拠になります(CMAとは)。
- 一般向けのポータル(Zillow、Realtor.comなど)もMLSの情報をもとにしていますが、成約の詳細や一部の項目はエージェント経由で得られます。
- 米国以外の多くの国には同じ仕組みがなく、物件情報が会社ごとに分かれています。