コンティンジェンシーとは:米国の売買契約で、条件が満たされないとき買主が契約を解除できる条項
コンティンジェンシー(条件条項)は、米国の不動産の売買契約で、ホームインスペクション、ローンの承認、鑑定額、管理組合の書類の確認などの条件が満たされない場合に、買主が手付金を失わずに契約を解除できる取り決めです。主な種類と期限、外すとどうなるかを説明します。
執筆 編集部

定義
**コンティンジェンシー(Contingency、条件条項)**は、米国の不動産の売買契約で、一定の条件が満たされなければ、買主が契約を解除できるという取り決めです。期限内に解除すれば、手付金(アーネストマネー)は通常返されます。
主な種類
| 種類 | 条件 | 期間の例 |
|---|---|---|
| インスペクション | 住宅診断の結果に納得できること(ホームインスペクション) | 契約から10〜17日 |
| ローン(ファイナンス) | ローンの承認が得られること | 21〜30日 |
| 鑑定(アプレイザル) | 鑑定額が購入価格以上であること(鑑定とは) | ローンの審査中 |
| 書類の確認 | 管理組合の書類・権利の調査に問題がないこと(管理組合の書類) | 州・契約による |
| 売却 | 買主の今の家が売れること | 契約による |
投資家に関係する点
- 条件条項は、遠くから買う人の備えになります。書類や建物を確かめる時間を確保できます。
- 売り手市場では、条件を外した(ウェイブした)購入の提示(オファー)が選ばれやすく、条件を外すよう求められることがあります。外すと、問題が見つかっても手付金を失わずに解除できなくなることがあります。
- 期限の管理が大事です。期限を過ぎると、条件は満たされたものとして扱われるのが一般的です。