エスクローとは:売主と買主の間でお金と書類を預かる仕組み(ハワイ・ドバイでの意味の違い)
エスクローは、売買の当事者が直接お金をやり取りせず、第三者が代金や書類を預かって条件がそろったときに引き渡す仕組みです。ハワイでは売買手続きそのものを指し、ドバイではオフプランの代金を守る口座を指します。
執筆 編集部

買主 → 第三者(エスクロー) → 売主。お金・書類を預かり、条件を確認して受け渡します。
エスクローの役割を簡略化した概念図。実際の手続き・条件は地域や契約によって異なります / AI生成イラスト図を大きく見る ↗定義
**エスクロー(Escrow)**は、売主と買主の間に第三者が入り、代金や権利書類を預かって、契約の条件がそろった時点で相手に渡す仕組みです。どちらかが約束を守らないリスクを減らすためのものです。
投資家に関係する点
| 国 | エスクローの意味 | 確認すること |
|---|---|---|
| ハワイ・米国本土 | エスクロー会社が売買手続き全体を仲立ちする。手付金・残金・権利書類を預かり、登記まで進める | 買主が使うエスクロー会社の名前と口座を契約書で確認。送金先はエスクロー会社の口座 |
| ドバイ | オフプラン(建設中)物件の購入代金を、デベロッパーの資金と分けて管理する専用口座。工事の進捗に応じてしか引き出せない | 売買契約書にエスクロー口座番号が明記されているか。別の口座への振込を求められたら断る |
| タイ・フィリピン | 制度としては存在するが、必ず使われるわけではない。案件により扱いが異なる | 支払いの管理方法を契約前に確認する |
注意
「エスクロー」という言葉が使われていても、実際の振込先がエスクロー口座でないことがあります。言葉ではなく、契約書に書かれた口座番号と振込先が一致しているかを確認してください。
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出典・参考
- Dubai Land Department — オフプラン販売のエスクロー口座規制(2026-09-23 参照)