ADR(平均客室単価)と稼働率とは:短期貸し・コンドテルの収入を見る2つの数字と、RevPAR
ADR(平均客室単価)は、貸した1泊あたりの平均の料金、稼働率は貸せる日のうち実際に貸した日の割合です。2つを掛け合わせたRevPAR(販売可能な1泊あたりの売上)で、短期貸しやコンドテルの収入の力を比べます。計算のしかたと、業者資料の数字の見方を説明します。
執筆 編集部

定義
- ADR(Average Daily Rate、平均客室単価):実際に貸した1泊あたりの平均の料金。
- 稼働率(オキュパンシー):貸せる日数のうち、実際に貸した日数の割合。
- RevPAR(Revenue Per Available Room):貸せる1泊あたりの売上。ADR×稼働率。
RevPAR = 売上 ÷ 貸せる日数 = ADR × 稼働率
例(説明のための数字)
| 項目 | 物件A | 物件B |
|---|---|---|
| ADR | 2万円 | 1万5千円 |
| 稼働率 | 60% | 85% |
| RevPAR | 1万2千円 | 1万2,750円 |
| 年間の売上(365日) | 438万円 | 約465万円 |
ADRが高くても、稼働率が低ければ売上は伸びません。
投資家に関係する点
- 業者の資料の稼働率が、繁忙期の数字や特定の年の数字でないか確かめます。月ごと・年ごとの推移を求めます。
- 売上から、運営会社の取り分、清掃費、予約サイトの手数料、税、管理費を引いたものが手取りです(NOIとは)。
- 所有者が自分で使う日は、貸せる日数から除かれます(自分で使いながら貸せますか?)。