海外不動産業者の「実績」はどう確かめればいいですか?(数字の中身、書類で確かめられること、聞く質問)
海外不動産の業者は「販売実績○○件」「顧客満足度○%」などの実績を示しますが、多くは自己申告です。免許・登録、取引の記録、過去の顧客の運用結果、トラブル時の対応など、第三者の記録や書類で確かめられることを整理し、面談で聞く質問をまとめます。
執筆 編集部

短い答え
**自己申告の数字ではなく、第三者の記録と書類で確かめます。**免許・登録は当局のサイトで検索でき、取引の記録は国によって公開されています。そのうえで、過去に買った人の運用がどうなったかを具体的に聞きます。
実績の数字の中身を分ける
| よく見る表示 | 確かめる点 |
|---|---|
| 販売実績○○件 | いつからの累計か。自社の物件か、仲介か。キャンセルを含むか |
| 顧客満足度○% | 誰が、何人に、いつ聞いたか |
| 利回り○%の実績 | 表面かネットか。空室・修繕を含むか。何件の平均か |
| 創業○年 | 現地の免許を持つ会社と同じ会社か |
| 著名人・メディア | 広告かどうか |
書類・記録で確かめられること
- 免許・登録:ハワイ・米国は州の免許検索、ドバイはRERA(詳しく)、日本では宅地建物取引業の免許(海外物件の取引では対象外のこともあるが、有無は確認できる)。
- 会社の登記:日本の法人番号・登記、現地の会社の登記。
- 取引の記録:ドバイの土地局データ、米国の郡の登記記録など、国によっては売買価格が公開されている。
- 行政処分の記録:免許の検索結果や、当局・消費者センターの公表。
- 契約書・重要事項の書面:手数料、解約条件、代理関係が書かれているか。
面談で聞く質問
- 私が買う場合、あなたの会社は誰の代理ですか?手数料は誰から受け取りますか?
- 検討中の物件と同じエリアで、過去に販売した物件の今の家賃と稼働率を、書面で出せますか?
- 過去の顧客で売却まで終えた例は?売れるまでの期間は?
- 過去にトラブル(完成の遅れ、家賃の未払い)があった件と、その対応は?
- 私の物件を買った後に担当する人は誰ですか?
答えが具体的でない、書面で出せない、話が別の物件の紹介に移る、という場合は、判断の材料が足りないということです。
関連
海外不動産で騙されないためには?、アメリカ不動産の会社の比べ方、ハワイの日本人向け販売・仲介会社の見方
よくある質問
テレビや雑誌に出ている会社なら安心ですか?
メディアへの露出は広告であることも多く、取引の質を示すものではありません。免許・登録の有無、契約書の内容、手数料の開示、過去の顧客の運用の実態など、確かめられる事実で判断してください。
相談する
国が決まっていなくても、相談で整理できます
検討している国や予算、目的、気になっている費用・リスクをお書きください。業者ではない立場で、確認すべき点と読む順番を整理してお返しします。ご希望があった場合にのみ、提携するエージェントをご紹介します。相談は無料で、物件の勧誘はしません。
相談内容を整理して送る- フォームから送信(名前とメールアドレスのみ必須)
- 編集部が内容を確認し、メールで返信します
- ご希望があれば、提携エージェントへの取り次ぎをご案内します(共有はご本人の希望を確認したうえで)
本サイトはエージェント向け集客支援を事業とする CROSSLAND が運営しています。ご紹介先から報酬を受けることがありますが、ご相談の内容や判断に影響しないよう運営しています。