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解説ドバイ

ドバイ以外のUAE(アブダビ・シャルジャ・ラスアルハイマ):外国人が買える範囲、ドバイとの違い、注意する点

UAE(アラブ首長国連邦)は7つの首長国からなり、外国人が不動産を買えるルールは首長国ごとに違います。アブダビの投資ゾーン、シャルジャの使用権と外国人向け区画、ラスアルハイマのフリーホールドを、ドバイと比べながら整理します。ドバイの外に目を向けるときの確認点も説明します。

執筆 編集部

検査担当者が住戸の窓まわりを点検しているイラスト
検査担当者が住戸の窓まわりを点検しているイラスト。テーマを説明する架空のイメージであり、実在の街・物件・書類を示すものではありません / AI生成イラスト

この記事で出てくる言葉

言葉ざっくりいうと
首長国(エミレーツ)UAEを構成する7つの地域。不動産法はそれぞれ別
フリーホールド土地・建物を期限なしで所有する権利(詳しく
投資ゾーンアブダビで外国人が不動産を持てる指定エリア
ユーズフラクト(使用権)所有はしないが長期間(最長99年など)使う権利
ムサタハ他人の土地に建物を建てて使う権利(最長50年など)

先に結論

  • UAEの不動産法は首長国ごとに別。ドバイのルールがそのまま隣に通用するわけではない。
  • アブダビは指定の投資ゾーンで外国人がフリーホールドを持てる。シャルジャは原則が使用権(100年)で、一部の区画でフリーホールドが認められている。ラスアルハイマは指定エリアでフリーホールド。
  • ドバイに比べ、取引の量・仲介会社の数・情報の透明性が小さい。価格が低い分、出口(売却)の相手が少ないことを前提に見る。

首長国ごとの違い(概要)

首長国外国人が持てる形登記・監督特徴
ドバイ指定エリアでフリーホールド土地局(DLD)、規制庁(RERA)取引量が多く、情報・仲介が豊富(ガイド
アブダビ投資ゾーン内でフリーホールド(2019年の改正以降)自治体・交通局(DMT)政府系デベロッパーの大型開発が中心。賃貸需要は政府・エネルギー関連
シャルジャ原則100年の使用権。一部の区画でフリーホールド不動産登録局(SRERD)ドバイへの通勤者の住宅需要。価格が低い
ラスアルハイマ指定エリアでフリーホールド自治体の土地部門観光・リゾート開発。大型施設の計画で注目が集まった
アジュマーン・ウンムアルカイワイン・フジャイラ一部でフリーホールドや長期使用権各首長国市場が小さく、情報が少ない

※ 各首長国の制度は改正されることがあります。購入前に登記機関の最新の案内で確かめてください。

ドバイと比べたときの違い

1. 情報の量

ドバイでは土地局が取引データを公開し、賃料の目安(レントインデックス)もあります。他の首長国では公開データが少なく、相場を自分で確かめるのに手間がかかります。

2. 買い手の数

売るときの相手は、その首長国で買える人と、買いたい人に限られます。取引量が少ない市場では、売りたい時期に売れないことを織り込みます。

3. 管理会社・仲介の選択肢

ドバイほど業者が多くないため、管理会社の比較がしにくいです。物件を見る前に、管理会社が何社あるかを確かめると、運用の現実が見えます。

4. 賃貸の需要

アブダビは政府・エネルギー関連の駐在需要、シャルジャはドバイ通勤者の需要が中心です。需要の源が一つの産業や隣の都市に依存している点は、リスクとして見ます。

買う前に確かめること

  1. その区画で外国人が持てる権利の種類(フリーホールドか使用権か、期間)
  2. 登記機関で登記できるか、名義はどう記録されるか
  3. 転売の条件(外国人から外国人へ売れるか、制限はないか)
  4. 管理費・サービスチャージの水準と、管理の主体ドバイのサービスチャージと比べる)
  5. ビザとの関係(不動産購入による居住ビザの条件は首長国・金額で異なる。ゴールデンビザを参照)

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よくある質問

アブダビやシャルジャは、ドバイより安いから狙い目ですか?

価格が低いことと投資として良いことは別です。賃貸需要の厚さ、転売のしやすさ、登記のルール、管理会社の選択肢がドバイと違います。価格だけで判断せず、出口(売却時に買い手がいるか)まで含めて確かめてください。

出典・参考

  1. Abu Dhabi Department of Municipalities and Transport — 不動産登録(投資ゾーン)(2026-09-23 参照)
  2. Sharjah Real Estate Registration Department(2026-09-23 参照)
  3. Ras Al Khaimah Municipality — Land Department(2026-09-23 参照)

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