ハノイのエリアの見方:タイホー、カウザイ、ナムトゥーリエム、ロンビエン。外国人が住む場所、新しい地下鉄、コンドの選び方
ベトナムの首都ハノイで外国人がコンドを見るときのエリアの特徴を整理します。駐在員が多いタイホー(西湖)やバーディン、日系企業に近いカウザイ・ナムトゥーリエム、大型開発の進むロンビエン・ザーラム、都市鉄道の路線と、外国人の所有ルール(30%枠・50年)を踏まえた確認点を説明します。
執筆 編集部

この記事で出てくる言葉
| 言葉 | ざっくりいうと |
|---|---|
| 区(クアン) | ハノイの行政区。エリアを呼ぶ単位 |
| 30%枠 | 外国人が持てるのは1棟のコンドの30%まで |
| 50年 | 外国人の住宅所有の期間。延長の申請ができる |
| ピンクブック | 住宅の所有を示す証明書(詳しく) |
| 都市鉄道 | ハノイの高架・地下の鉄道。一部が開業済み |
先に結論
- 外国人の賃貸需要は、タイホー(西湖周辺)、バーディン、カウザイ・ナムトゥーリエムに集まる。日本人は職場・日本人学校との距離で選ぶ人が多い。
- 東側のロンビエン・ザーラムは大型開発で供給が多く、借り手は現地の家族が中心。
- 都市鉄道は一部の路線が開業し、ほかは工事中。開業の遅れを前提に見る。
- 外国人は1棟の30%まで、期間50年(延長可)。ピンクブック(所有の証明書)が発行されるかを確認する。
エリアの特徴
| エリア | 特徴 | 主な借り手 |
|---|---|---|
| タイホー(西湖周辺) | 湖沿いの住宅地。飲食店・インターナショナルスクールが多い | 欧米・日韓の駐在員、家族 |
| バーディン(キンマー周辺) | 官庁・大使館の地区。古くからの外国人向け住宅 | 駐在員、外交関係者 |
| ホアンキエム | 旧市街と中心部。新築が少なく価格が高い | 短期滞在、観光 |
| カウザイ | オフィスビルと大学。日系企業のオフィスも多い | 会社員、駐在員 |
| ナムトゥーリエム(ミーディン周辺) | 新しい高層開発。日本人学校に比較的近い | 駐在員家族、現地の会社員 |
| ロンビエン・ザーラム | 川の東側。大規模な新都市開発 | 現地の家族 |
| ハドン | 南西部。都市鉄道2A号線の沿線 | 現地の会社員 |
都市鉄道
| 路線 | 状況 |
|---|---|
| 2A号線(カットリン〜ハドン) | 2021年開業 |
| 3号線(ニョン〜ハノイ駅) | 高架区間が2024年に開業、地下区間は工事中 |
| その他の路線 | 計画・準備中 |
※ 開業時期は変わります。運営機関の発表で確認してください。
買う前に確かめること
- 外国人枠(30%)の残りと、その建物で外国人にピンクブックが発行された実績。
- 開発会社の引き渡しの実績と、完成済みの物件の管理の状態。
- 同じ建物の外国人向けの家賃と稼働(借り手が誰か)。
- 家賃の受け取りと、売却代金を国外に送金する手続き(ベトナムの銀行口座が必要)。
- 所有期間50年の起算日と、延長の手続き。
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よくある質問
ハノイとホーチミンは、どちらが外国人向けの賃貸が厚いですか?
外国企業の拠点と駐在員の数はホーチミンが多いといわれますが、ハノイも政府機関・大使館・製造業の拠点があり、駐在員の住むエリアははっきりしています。都市ごとの比較より、借り手が誰で、その人たちが住むエリアかどうかで見てください。
出典・参考
- ベトナム住宅法(2023年改正、2024年8月施行)— 外国人の住宅所有(2026-09-23 参照)
- Hanoi Metropolitan Railway Management Board — 都市鉄道の路線(2026-09-23 参照)
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