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ニュースタイ

タイ北東部の住宅市場、上期は売れ残り増加

執筆 編集部

建物模型と資料を広げ、虫眼鏡で情報を確かめる様子のイラスト
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タイの政府系住宅銀行の不動産情報センター(REIC)は2026年10月2日、北東部5県の上期の住宅市場を公表しました。販売戸数が前年同期とほぼ同じだった一方、新たに売り出された住宅が増え、売れ残りも増加しています。

発表の内容

対象はナコンラチャシマ、コンケン、ウドンタニ、ウボンラチャタニ、マハサラカムの5県。2026年1〜6月の調査であり、10月時点の販売状況ではありません。

指標戸数前年同期比
販売対象の住宅全体15,777戸4.4%増
新規に売り出された住宅2,224戸62.3%増
期間中に売れた住宅2,356戸0.5%増
売れ残り13,421戸5.3%増

出典:REICの発表PDF2ページ目。売れ残りは、販売対象の住宅全体から期間中の販売戸数を差し引いた値です。

REICが示す売れ残りの販売所要期間は、5県全体で約34か月。これは調査に基づく在庫の指標で、自分の部屋がその期間で売れるという意味ではありません。読み方は吸収率と在庫月数で説明しています。

県ごとの違い

同じ発表では、コンケンで在庫が減少した一方、ウドンタニではコンドの在庫増加に注意を促しています。北東部の合計だけでは、個々の県や住宅の種類の違いが見えません。

また、資料にある移転登記(所有者の名義変更)の件数と、表の販売戸数は別の指標です。契約と登記の時期は一致するとは限りません。中古住宅の取引も、開発事業者の販売用在庫と混ぜずに読みます。

投資家にとっての意味

以下は編集部の見方です。

  • 新規供給の増加率だけで、購入需要が強まったとは判断できません。販売戸数と売れ残りを合わせて見る必要があります。
  • 売却を考える部屋については、同じ地域・住宅の種類・価格帯の競合を調べます。5県平均を個別の成約価格や売却日数に置き換えないようにします。
  • 家賃や入居率、外国人の購入は別の資料が必要です。外国人の動きはコンドの移転登記統計を参照できます。

出典

この記事はREICの一次情報の要約です。公表日は10月2日で、10月13日の新規発表ではありません。対象地域が異なる中央部・西部の上期調査とは別の発表です。個別の物件の購入・売却を勧めるものではありません。

※本記事は情報提供を目的としています。出典の参照日は2026年10月13日です。

よくある質問

北東部の統計からバンコクの家賃も分かりますか?

分かりません。対象は北東部5県の住宅販売市場で、バンコクの賃貸市場や外国人購入者だけの統計ではありません。

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補足情報

REICの2026年上期調査では、北東部5県の販売戸数はほぼ横ばいで、売れ残りは前年同期比5.3%増でした。販売・新規供給・移転登記の違いと地域差を伝えます。

出典・参考

  1. REIC:北東部5県の住宅市場、2026年上期(10月2日発表、PDF2ページ目)(2026-10-13 参照)
  2. REIC:発表掲載ページ No.296(2026-10-13 参照)