バンコク首都圏のコンド販売、2026年4〜6月期は前年同期比19.5%増。戸建て・タウンハウスは11.4%減で明暗(タイ不動産情報センター)
タイの政府系住宅銀行の調査機関、不動産情報センター(REIC)の2026年第2四半期(4〜6月)の集計を、現地報道をもとにまとめました。バンコクと周辺5県のコンドの新規販売は前年同期比19.5%増、低層住宅は11.4%減。売れ残りの戸数、売り切るまでの月数、新規供給の減少を整理し、コンドを検討する人にとっての意味を添えます。
執筆 編集部

この記事は、タイの現地報道(二次情報)をもとにまとめたものです。元の統計は不動産情報センター(REIC)の集計で、編集部はREICの原資料を確認できていません。数字は報道の値です。
タイの政府住宅銀行(GHバンク)の調査機関である不動産情報センター(REIC)は、2026年第2四半期(4〜6月)のバンコクと周辺5県の住宅市場の集計をまとめました。現地英字紙Nation Thailandが2026年9月23日に報じたところでは、コンドの新規販売は前年同期比19.5%増だった一方、戸建て・タウンハウスなどの低層住宅は11.4%減でした。
報道の内容
| 項目 | 2026年4〜6月期(前年同期比) |
|---|---|
| コンドの新規販売 | 19.5%増 |
| 低層住宅(戸建て・タウンハウス)の新規販売 | 11.4%減 |
| 新規販売の全体 | 戸数で2.6%増、金額で8.6%増 |
| 新規供給の全体 | 15.6%減(低層住宅は28.6%減) |
| 売れ残りの戸数の全体 | 10.2%減 |
| 供給の総数(バンコクと周辺5県) | 21万4,083戸 |
| 売れ残りの戸数 | 20万2,414戸 |
| 今の販売の速さで売り切るまでの月数 | コンド約39か月、低層住宅約67か月 |
報道は、購買力の弱さと銀行の融資の厳しさの中で、コンドが持ち直し、低層住宅は苦戦する「二極化」と伝えています。
投資家にとっての意味(編集部)
- 販売の増加は、新しい供給の減少と同時に起きています。開発会社が新しいプロジェクトを絞り、在庫が減った形です。販売が増えたことが、そのまま家賃や転売の価格の上昇を意味するわけではありません。家賃の水準はバンコクの外国人向けの家賃で分けて見てください。
- 売り切るまで約39か月という数字は、コンドの在庫がまだ厚いことも示しています。同じエリアで完成を待つ部屋が多いと、完成後の賃貸で競合が増えます。郊外の新線の駅の周辺は新線とバンコク郊外を参照してください。
- 外国人が買えるのは、1棟の床面積の49%の枠の中です。販売が戻っても、外国人の枠の残りは建物ごとに違います(タイの外国人の所有の決まり)。
出典
- Nation Thailand「Condo sales rebound as low-rise housing stock takes 67 months to clear」(2026年9月23日)
- 元の集計:Real Estate Information Center(REIC)、2026年第2四半期(原資料は未確認)
- 関連記事:タイのコンドの買い方、バンコクのエリアの見方
出典・参考
相談する
タイの検討で分からないことを、相談で整理できます
検討している国や予算、目的、気になっている費用・リスクをお書きください。業者ではない立場で、確認すべき点と読む順番を整理してお返しします。ご希望があった場合にのみ、提携するエージェントをご紹介します。相談は無料で、物件の勧誘はしません。
タイの購入費用・進め方を相談する- フォームから送信(名前とメールアドレスのみ必須)
- 編集部が内容を確認し、メールで返信します
- ご希望があれば、提携エージェントへの取り次ぎをご案内します(共有はご本人の希望を確認したうえで)
本サイトはエージェント向け集客支援を事業とする株式会社Sumieが運営しています。ご紹介先から報酬を受けることがありますが、ご相談の内容や判断に影響しないよう運営しています。