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ニュースメキシコ

ロスカボスとバジャルタの空港、9月の利用客が減少

執筆 編集部

建物模型と資料を広げ、虫眼鏡で情報を確かめる様子のイラスト
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メキシコの太平洋側などで空港を運営する上場企業 Grupo Aeroportuario del Pacífico(GAP)は2026年10月6日、9月の旅客数を公表しました。外国人の別荘や短期貸しが多いロスカボス空港は37.5万人で前年同月比7.5%減、プエルト・バジャルタ空港は30.7万人で10.4%減でした。メキシコ国内の12空港の合計は6.7%減です。

GAP は減少の主な理由を、航空会社が出す座席の数が減ったこと(特に国内線)としています。9月の座席数は前年より7.2%少なく、座席がどれだけ埋まったか(搭乗率)は80.7%から81.0%へわずかに上がりました。月末にはハリケーン・ポロに伴う悪天候が太平洋側とバハ・カリフォルニア・スル州に及び、2つの空港の運航に一部影響が出ています。

発表の内容

主な空港の旅客数(9月、千人)

空港国内線前年同月比国際線前年同月比合計前年同月比
ロスカボス206.9−0.7%168.0−14.7%374.9−7.5%
プエルト・バジャルタ212.7−9.6%94.5−12.0%307.1−10.4%
ラパス93.5−5.6%2.6+9.9%96.1−5.3%
グアダラハラ935.4−5.6%463.9+10.0%1,399.3−0.9%
ティフアナ559.4−17.2%270.7+0.8%830.1−12.1%
14空港の合計(ジャマイカの2空港を含む)2,552.1−9.5%1,529.8−3.2%4,081.9−7.3%

1〜9月の累計(千人)

空港国際線前年同期比合計前年同期比
ロスカボス3,205.7−8.4%5,351.2−5.6%
プエルト・バジャルタ2,272.6−19.4%4,540.2−12.3%
グアダラハラ4,689.8+6.7%14,272.9+4.2%

GAP によると、国際線で減ったのは、ロスカボスとダラス・フォートワース、ロサンゼルス、フェニックスを結ぶ便と、プエルト・バジャルタとサンフランシスコ、フェニックスを結ぶ便でした。国内線では、プエルト・バジャルタ〜ティフアナ、プエルト・バジャルタ〜モンテレイ、ロスカボス〜グアダラハラなどの路線が減っています。

投資家にとっての意味(編集部)

  • ロスカボスとプエルト・バジャルタの国際線の利用客は、米国からの旅行者と別荘の持ち主の多くが使う路線です。1〜9月の累計で国際線がそれぞれ8.4%、19.4%減っており、短期貸しの需要の大きな流れとして見ておく材料になります。ただし、9月は観光の閑散期で、ハリケーンの影響も重なっています(太平洋側のリゾートの違い)。
  • 減少の理由は座席の供給の減少とされ、搭乗率は下がっていません。航空会社が便を戻せば数字も戻る可能性があり、逆に減便が続けば冬の繁忙期の客足に響く可能性もあります。冬の便の計画は航空会社の発表で確かめます。
  • 自分の物件の収入は、空港の数字ではなく、管理会社の月別の稼働と単価で確かめてください。ハリケーンの季節の備えは、保険の条件と合わせて見ておきます(メキシコのハリケーンと地震の保険、ロスカボスの不動産)。

出典

  • Grupo Aeroportuario del Pacífico(GAP)2026年9月の旅客数の速報(2026年10月6日)

旅客数は空港のターミナルを使った乗客の数(速報値)で、到着と出発の両方を数えます。観光客の数や宿泊数とは一致しません。GAP の空港の数字には、ジャマイカのモンテゴベイ空港とキングストン空港も含まれます(12空港の合計6.7%減はメキシコ国内の空港のみ)。

よくある質問

空港の利用客が減ると、ロスカボスの物件の家賃も下がりますか?

そうとは限りません。空港の旅客数には地元の人の移動や乗り継ぎも入り、短期貸しの稼働や単価は、物件の場所、季節、ホテルとの競合でも変わります。旅客数は観光の需要の大きな流れを見る材料として使い、自分の物件の収入は管理会社の月別の稼働と単価で確かめてください。

カンクンやトゥルムの空港の数字も出ていますか?

カンクンなどカリブ海側の空港は別の会社(ASUR)が運営し、月ごとの旅客数を別に公表しています。この記事の数字は太平洋側の空港だけです。ASURの9月分は、この記事の執筆時点(2026年10月7日)では未公表でした。

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補足情報

メキシコの太平洋側などで空港を運営するGAPが2026年10月6日に公表した9月の旅客数(速報)は、ロスカボス空港が37.5万人で前年同月比7.5%減、プエルト・バジャルタ空港が30.7万人で10.4%減でした。航空会社の座席の供給が7.2%減ったことが主な理由で、月末にはハリケーン・ポロの悪天候の影響も出ています。

出典・参考

  1. Grupo Aeroportuario del Pacífico(GAP)「Grupo Aeroportuario del Pacifico Reports a Passenger Traffic Decrease in September 2026 of 7.3% Compared to 2025」(2026年10月6日、速報値。GlobeNewswire 掲載の開示文)(2026-10-07 参照)