エクイティとは:物件の価値からローン残高を引いた「持ち分」。自己資金、含み益との関係
不動産のエクイティは、物件の現在の価値からローンの残高を引いた金額で、所有者が実質的に持っている部分です。購入時の自己資金、返済や価格変動による増減、エクイティを担保にした借入(米国のHELOCなど)と注意点を説明します。
執筆 編集部

定義
不動産のエクイティ(Equity)は、所有者が物件の中で実質的に持っている部分です。
エクイティ = 物件の現在の価値 − ローンの残高
購入時は、頭金(自己資金)とほぼ同じです。その後、返済が進むか価格が上がると増え、価格が下がると減ります。
投資家に関係する点
- 価格が上がってエクイティが増えても、売るか借りるまでは手元のお金にはなりません(含み益)。
- 米国では、エクイティを担保に借りるHELOC(ホームエクイティ・ライン・オブ・クレジット)や借り換えでの現金化があります。外国人が使える範囲は限られます。
- エクイティを担保に借りて次の物件を買うと、借入が増え、価格が下がったときの影響が大きくなります(LTVとは)。
例(説明のための数字)
| 時点 | 物件の価値 | ローン残高 | エクイティ |
|---|---|---|---|
| 購入時 | 5,000万円 | 3,000万円 | 2,000万円 |
| 5年後(価格10%上昇) | 5,500万円 | 2,600万円 | 2,900万円 |
| 5年後(価格10%下落) | 4,500万円 | 2,600万円 | 1,900万円 |
海外の物件は、現地通貨のエクイティと、円に換算したエクイティが別の動きをします(円で考えるか)。