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ニュースマレーシア

マレーシア上期の不動産取引は18万7,320件・1,051億リンギ、前年をわずかに下回る。売れ残りの住宅は3万3,094戸に増加(政府統計)

マレーシア財務省と国家不動産情報センター(NAPIC)が2026年9月10日に公表した2026年上期の不動産市場の統計の要約です。取引件数・金額、住宅の割合、住宅価格指数、売れ残り(オーバーハング)の戸数、オフィス・商業施設の稼働率を整理し、コンドを検討する人にとっての意味を添えます。

執筆 編集部

建物模型と資料を広げ、虫眼鏡で情報を確かめる様子のイラスト
資料を読み、条件を確かめる。海外不動産を判断するための情報整理 / AI生成イラスト

この記事は、マレーシア政府の発表(一次情報)を、現地報道を通じて要約したものです。

マレーシアの第2財務大臣は2026年9月10日、国家不動産情報センター(NAPIC)の2026年上期の不動産市場報告を発表しました。取引は18万7,320件1,051億2,000万リンギで、前年同期(19万6,232件1,076億8,000万リンギ)をわずかに下回りました。

発表の内容

項目2026年上期備考
取引件数18万7,320件前年同期は19万6,232件
取引金額1,051億2,000万リンギ前年同期は1,076億8,000万リンギ
住宅の取引11万998件471億1,000万リンギ件数の59.3%、金額の44.8%
新規に販売開始した住宅2万7,832戸販売率16.6%
住宅価格指数234.7前年比0.9%上昇。平均価格50万6,317リンギ
売れ残り(完成済み・未販売)の住宅3万3,094戸177億8,000万リンギ2025年第1四半期の3万471戸から増加
オフィスの稼働率78.5%前年同期77.8%
商業施設の稼働率77.9%前年同期78.7%

※ 数字は報道が伝えた政府の発表値です。NAPICの報告書の原本で確認してください。

投資家にとっての意味(編集部)

  • 取引の件数・金額は前年よりやや少なく、価格指数の上昇は**年0.9%**にとどまっています。価格が大きく動く局面ではありません。
  • 売れ残りの住宅は増えています。特にジョホール州やKLの高層住宅(サービスアパートメント)に多いことは、第1四半期の報告でも示されていました(マレーシアのコンドが売れない・貸せないと言われる理由)。
  • 新築の販売率が16.6%と低いことは、開発会社が在庫を抱えていることを意味し、中古の売却価格にも影響します(マレーシアで物件を売る流れ)。

出典

  • NAPIC「Property Market Report First Half 2026」(2026年9月10日発表)
  • The Star、New Straits Times、Bernama などの報道

出典・参考

  1. National Property Information Centre(NAPIC)— Property Market Report First Half 2026(2026-09-23 参照)
  2. The Star「Malaysia property market remains resilient with RM105.12bil transactions in 1H 2026 – Amir Hamzah」(2026年9月10日)(2026-09-23 参照)

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