マレーシアの2025年観光支出、国内客も増加
執筆 編集部

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マレーシア統計局(DOSM)は9月15日、2025年の観光サテライト勘定(観光に関する支出や経済活動をまとめた統計)を公表しました。国内で発生した観光支出は2,369億リンギとなり、前年を15.2%上回りました。
発表の内容
| 支出の区分 | 2025年 | 前年比 |
|---|---|---|
| 訪問外国客による支出 | 1,248億リンギ | 16.5%増 |
| 国内居住者の国内観光支出 | 1,121億リンギ | 13.8%増 |
| 上記を合わせた国内での観光支出 | 2,369億リンギ | 15.2%増 |
出典:DOSM公表概要。リンギはマレーシアの通貨です。表は支出額であり、旅行者の人数や宿泊施設の売上ではありません。
訪問外国客の支出では宿泊を伴う旅行者が95.6%、日帰り客が4.4%を占めました。一方、国内観光支出では宿泊を伴う旅行者が58.3%、日帰り客が41.7%です。国内客の支出が増えても、そのすべてが宿泊需要につながるわけではありません。
宿泊収入と分けて読む
以下は編集部の見方です。国内旅行者の支出も増えたことは、外国人客だけで地域の観光需要を見ないための材料になります。ただし、全国の年間支出には宿泊以外の消費も含まれています。コンドを貸す場合の家賃や予約日数に、表の増加率をそのまま当てはめるのは適切ではありません。
管理会社の説明と照合するなら、対象地区の宿泊実績、国内客と外国人客の割合、繁忙期と閑散期の差を確認します。支出額が増えた理由が宿泊数なのか、単価や宿泊以外の消費なのかも、全国の合計だけでは分かりません。
さらに、本統計は2025年の年間値です。2026年の直近の予約状況とは対象期間が違います。2026年4〜6月の国内旅行と比較するときも、年間と四半期、支出と延べ訪問数を分けて読みます。住戸の成績を見る指標は宿泊単価と稼働率で説明しています。
出典と対象期間
DOSMの一次情報の要約です。2026年9月15日公表の2025年分を扱い、本日の新規発表ではありません。州別・施設別の宿泊売上を示した記事ではありません。
本記事は情報提供を目的とし、個別の宿泊施設の収入を示すものではありません。
よくある質問
観光支出の増加率を宿泊収入の見込みに使えますか?
そのままは使えません。観光支出には宿泊以外も含まれ、日帰りの支出も入ります。対象地域と宿泊施設の実績を別に調べます。
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補足情報
マレーシアの2025年の国内での観光支出は2,369億リンギでした。訪問外国客による支出と国内居住者による支出を分け、宿泊収入との違いを説明します。
出典・参考
- DOSM:Tourism Satellite Account 2025、2026年9月15日公表(2026-10-19 参照)