JLLの不動産透明性指数2026:ベトナム・タイ・インド・韓国・豪州がアジア太平洋の改善上位。透明性の高い市場で取引量が2年で64%増
不動産サービス大手JLLが2026年9月14日に公表した「グローバル不動産透明性指数」第14版の要約です。透明性が「高い」とされる13市場で取引量が2年で64%増えたこと、アジア太平洋ではインド・ベトナム・韓国・豪州・タイが改善上位に入ったこと、中東の市場も改善したことを整理し、日本の個人投資家にとっての意味を添えます。
執筆 編集部

この記事は、JLLの発表(一次情報)を要約し、報道で補ったものです。
不動産サービス大手のJLLは2026年9月14日、世界の不動産市場の透明性を採点する「グローバル不動産透明性指数(GRETI)」の第14版を公表しました。透明性は、市場データの入手しやすさ、規制と行政、取引の手続き、上場企業の統治、サステナビリティなどの観点で評価されます。
発表の内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 透明性が「高い」市場 | 13市場。世界の収益不動産の56%、直接投資の8割超を占める |
| 取引量 | 透明性が高い市場で、直接取引の量が2年間で64%増 |
| アジア太平洋の改善上位 | インド、ベトナム、韓国、豪州、タイ(世界の改善上位10のうち5市場) |
| 中東 | 複数の市場が改善(報道ではドバイ・アブダビ・サウジアラビア・カタールが挙げられている) |
| ベトナム | 報道によると88市場中50位、区分は「半透明」のまま。法改正・行政手続きの見直し・デジタル化が要因とされる |
投資家にとっての意味(編集部)
- 透明性が高い市場ほど、成約価格・登記・規制の情報を自分で確かめやすいということです。ドバイの土地局データや米国のMLSがその例です(家賃相場を自分で調べる)。
- ベトナムやタイは「改善した」市場ですが、区分としてはまだ情報が限られる側です。業者の説明を一次資料で確かめる手間が必要な市場だと読めます(ベトナム不動産のリスク)。
- 順位の上昇は、価格や家賃の上昇を意味するものではありません。
出典
- JLL プレスリリース(2026年9月14日)
- VnEconomy、Vietnam News などの報道(ベトナムの順位と区分)
出典・参考
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