メキシコの銀行信託(フィデイコミソ)とは
執筆 編集部

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先に結論
- 信託では、銀行が名義を持ち、外国人は受益者として、使う・貸す・売る・譲る権利を持ちます。
- 設定には外務省(SRE)の許可が必要で、住居用、期間は最長50年。延長の仕組みがあります。
- 費用は、設定費、外務省の許可手数料、毎年の銀行手数料。銀行ごとに違うため、複数の銀行の見積もりを比べます。
受益者ができること
| できること | 注意 |
|---|---|
| 住む・使う | 管理費・固定資産税は受益者が払う |
| 貸す | 長期・短期とも可能。税と規約は別に確認 |
| 売る | 受益権を買い手に譲るか、新しい信託を設定する。銀行の手数料 |
| 相続に備える | 代わりの受益者を指定できる。現地の相続手続きを軽くできることがある |
銀行を選ぶときの確認
- 設定費と年間手数料、改定のルール
- 外務省の許可の申請と期間
- 日本からの連絡方法(英語対応、オンラインでの手続き)
- 売却・受益権の譲渡・延長のときの手数料
- 代わりの受益者の指定と変更の方法
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この記事で出てくる言葉
| 言葉 | ざっくりいうと |
|---|---|
| 受託者(フィドゥシアリオ) | 名義を持つメキシコの銀行 |
| 委託者(フィデイコミテンテ) | 物件を信託に入れる人。多くは売主 |
| 受益者(フィデイコミサリオ) | 使う・貸す・売る権利を持つ人。外国人の買主 |
| 代わりの受益者 | 受益者が亡くなったときに権利を引き継ぐ人として指定する人 |
よくある質問
信託の50年が終わったらどうなりますか?
受益者の申し出で延長できる仕組みがあります。延長には手続きと費用がかかるため、残りの期間と延長の条件を購入時に銀行に確認してください。
信託だと、銀行に物件を取られることはありませんか?
信託財産は銀行自身の財産とは分けて扱われ、受益者が使う・貸す・売る権利を持ちます。ただし銀行の年間手数料の未払いなどは手続きに影響するため、支払い方法と連絡先を家族と共有しておいてください。
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補足情報
制限区域の物件を外国人が持つための銀行信託(フィデイコミソ)の仕組みを説明します。誰が名義を持ち、外国人がどんな権利を持つか、期間(最長50年、延長あり)、外務省の許可、設定費と年間手数料、代わりの受益者の指定による相続への備え、売るときの受益権の譲渡です。
出典・参考
- メキシコ外務省(SRE)— 制限区域内の不動産に関する信託設定の許可(住居用、最長50年)(2026-10-01 参照)
- メキシコ外国投資法 第11条〜第14条(2026-10-01 参照)
- 官報(DOF)2012年3月16日 — 信託銀行が外務省へ許可を申請する手続きの告示(2026-10-01 参照)