ジャカルタのアパート(コンド):外国人の借り手が多いエリア、供給の多さ、鉄道の開業、首都移転の影響の見方
インドネシアの首都ジャカルタでは、高層のアパート(区分所有の集合住宅)の供給が多く、外国人の借り手は中心業務地区とその周辺に集まります。SCBD・スディルマン、クニンガン、クマン、ポンドックインダなどのエリアの特徴、MRT・LRTの開業、首都移転の計画の見方、外国人が買うときの確認点を整理します。
執筆 編集部

この記事で出てくる言葉
| 言葉 | ざっくりいうと |
|---|---|
| アパート(アパルトメン) | インドネシアでの区分所有の集合住宅の呼び方 |
| SCBD | スディルマン中心業務地区。オフィスと高級住宅が集まる |
| MRT・LRT | ジャカルタの都市鉄道。2019年以降に開業 |
| ヌサンタラ(IKN) | カリマンタン島に建設中の新首都 |
| ハクパカイ | 外国人が住宅を持つときの主な権利(詳しく) |
先に結論
- 外国人の借り手は、SCBD・スディルマン、クニンガン、クマン、ポンドックインダなど南・中心部に集まる。
- ジャカルタはアパートの供給が多く、同じエリアの競合が家賃を左右する。
- MRT(南北線)・LRTの開業で、駅の近くの需要が変わりつつある。
- 外国人が買えるのは一定の権利の形と最低価格以上の物件に限られる(外国人が持てる権利)。
エリアの特徴
| エリア | 特徴 | 主な借り手 |
|---|---|---|
| SCBD・スディルマン | オフィス街。高級アパート | 駐在員(単身・家族) |
| クニンガン | 大使館・オフィス。外国人向けの住宅が多い | 駐在員、外交関係者 |
| クマン | 飲食店・インターナショナルスクール | 欧米の家族 |
| ポンドックインダ・チランダック | 住宅地。日本人学校への通学圏 | 日本人の家族 |
| 北部(プルイットなど) | 沿岸部。地盤沈下・浸水の課題 | 現地の家族 |
見るときの注意
- 供給:同じエリアで今後完成するアパートの数。
- 浸水・地盤沈下:北部の沿岸は地盤沈下が進んでいる。建物の位置と過去の浸水を確かめる。
- 交通:渋滞が大きいため、オフィスや学校への通勤時間で借り手が選ぶ。駅からの距離。
- 権利の形:外国人が持てる権利の種類と期間、最低価格の条件。
- 売却:外国人から外国人への転売の実績。
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よくある質問
首都が移転すると、ジャカルタの需要は減りますか?
新首都(ヌサンタラ)への移転は段階的に進められる計画で、政府機関の移転の時期と規模は見直されてきました。ジャカルタは経済の中心として残る見通しが示されていますが、政府関係の需要がどれだけ動くかは計画の進み具合によります。移転を前提に判断せず、今の借り手の構成で見てください。
出典・参考
- Bank Indonesia — 住宅価格調査(Survei Harga Properti Residensial)(2026-09-23 参照)
- PT MRT Jakarta — 路線(2026-09-23 参照)
- Otorita Ibu Kota Nusantara(新首都庁)(2026-09-23 参照)
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