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解説ハワイ

ハワイのリースホールド物件とは:安い理由、残存期間、地代、売るときの難しさ

ハワイのコンドには、土地を借りている「リースホールド」の物件が残っています。土地も自分のものになるフィーシンプルに比べて価格が安い一方、残りの期間、地代の改定、売るときの買い手の少なさという制約があります。判断の材料を整理します。

執筆 編集部

フリーホールドは所有権、リースホールドは期間のある権利として対比した概念図

フリーホールドは所有する権利、リースホールドは期間を定めて使う権利です。

所有権と期間のある権利の違いを示す概念図。対象・期間・更新条件は国や契約によって異なります / AI生成イラスト図を大きく見る ↗

この記事で出てくる言葉

言葉ざっくりいうと
フィーシンプル(Fee Simple)土地も建物も自分のもの。完全な所有権
リースホールド(Leasehold)土地は地主のもので、期間を定めて借りている。建物(部屋)の権利だけを持つ
地代(リースレント)地主に払う土地の賃料。一定年ごとに見直される
残存期間借地の契約が終わるまでの残りの年数

先に結論

  • ハワイで相場より明らかに安いコンドを見たら、まずリースホールドかどうかを確認します。
  • リースホールドは、残存期間が短くなるほど価値が下がり、ローンも付きにくく、買い手が限られます。
  • 自分で使う目的で、残存期間が長く、地代の改定条件が明確なら選択肢になります。値上がりを期待する投資には向きません。

何が違うか

フィーシンプルリースホールド
土地自分のもの地主のもの(借りている)
価格高い安い
毎月の負担管理費・固定資産税管理費・固定資産税+地代
期間期限なし契約満了で権利が終わる(延長・買い取りの交渉がある場合も)
ローン付きやすい残存期間が短いと付きにくい
売却買い手が広い残存期間で買い手が限られる

確認する項目

  1. 残存期間:契約満了日。目安として、残り30年を切ると売却が難しくなる。
  2. 地代:現在の金額、改定の時期と方法(固定か、土地の評価に連動か)。改定で地代が大きく上がった事例がある。
  3. 満了時の扱い:建物の権利がどうなるか、延長や土地の買い取り(フィー転換)の可能性。
  4. 過去のフィー転換:同じ建物で土地の買い取りが行われた実績があるか。
  5. 管理費との合計:地代を含めた毎月の負担で利回りを計算する。

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よくある質問

リースホールドの物件は買ってはいけませんか?

一律には言えません。自分で使う目的で、残存期間が十分に長く、地代の改定条件が明確なら選択肢になります。投資として売却益を狙う目的には向きません。残存期間が短くなるほど価値が下がり、買い手が限られます。

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