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Q&A

暗号資産で海外不動産を買ったら、税務署にわかりますか?

「暗号資産で海外不動産を購入した場合でも税務署には発覚されますか」という知恵袋の質問に、暗号資産の売却益の課税、国外財産調書、各国の情報交換の仕組みから、事実として答えます。

執筆 編集部

計算機と硬貨、家の模型で費用を整理する様子のイラスト
費用・家賃・為替の条件を整理するためのイメージイラスト / AI生成イラスト

この記事で出てくる言葉

言葉ざっくりいうと
雑所得給料や事業以外の所得の区分。暗号資産の利益はここに入る
取得価額暗号資産を買ったときの値段
国外財産調書海外にある財産の一覧表。5,000万円超で提出義務
CRS各国の税務当局が金融口座の情報を自動で交換する国際的な仕組み

短い答え

この質問には、2つの事実で答えます。

  1. 暗号資産で物を買った時点で、利益が確定して課税されます。 暗号資産を不動産の支払いに使うことは、暗号資産を売却して代金を払うのと同じ扱いです。買ったときの値段との差額は雑所得として、その年の確定申告の対象です。
  2. 海外の不動産は国外財産です。 年末時点で国外財産の合計が5,000万円を超える居住者は、国外財産調書を提出する義務があります。

「わかるかどうか」ではなく、申告する義務があるというのが答えです。

理由

暗号資産の支払いは「売却」と同じ

国税庁の取扱いでは、暗号資産で商品やサービスを購入した場合、その時点の時価と取得価額の差額が所得になります。不動産の購入代金に使った場合も同じです。値上がりした暗号資産で買えば、その値上がり分が課税対象になります。

海外の財産は、各国の情報交換の対象が広がっている

金融口座の情報は CRS により各国の税務当局間で自動的に交換されています。不動産そのものの登記情報は現時点で自動交換の対象ではありませんが、購入資金の送金や現地口座の動きは記録され、照会の対象になります。「海外だから見えない」という前提は、年々成り立たなくなっています。

注意点

  • 暗号資産の取得価額の記録(いつ、いくらで買ったか)を残しておくことが、申告の前提です。
  • 海外の売主やデベロッパーが暗号資産での支払いを受け付ける場合でも、日本側の課税関係は変わりません。
  • 申告漏れが後から判明した場合、国外財産調書を出していないと加算税が重くなります。

関連

海外不動産の税金 総まとめ国外財産調書とは(準備中)

よくある質問

暗号資産で海外不動産を買うと、日本の税金はどうなりますか?

暗号資産を不動産の支払いに使った時点で、暗号資産を売却したのと同じく、取得価額との差額が雑所得として課税対象になります。買った不動産は国外財産として、一定額を超えれば国外財産調書の対象です。

出典・参考

  1. 国税庁 — 暗号資産に関する税務上の取扱い(FAQ)(2026-09-23 参照)
  2. 国税庁 — 国外財産調書制度(2026-09-23 参照)
  3. 国税庁 — CRS(共通報告基準)による金融口座情報の自動的交換(2026-09-23 参照)

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