マレーシアの8月貿易、前年増と前月減
執筆 編集部

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マレーシア統計局(DOSM)が2026年9月18日に公表した8月の貿易統計では、輸出と輸入が前年同月を上回りました。一方、季節調整前の前月比では、ともに減少しています。
発表の内容
| 指標 | 2026年8月 | 前年同月比 | 前月比・季節調整前 |
|---|---|---|---|
| 輸出額 | 1,910億リンギ | 45.5%増 | 1.3%減 |
| 輸入額 | 1,630億リンギ | 41.1%増 | 4.7%減 |
| 貿易総額 | 3,540億リンギ | 43.4%増 | 2.9%減 |
| 貿易黒字 | 281億リンギ | 77.1%増 | 24.7%増 |
出典:DOSMの8月貿易統計。金額は公表の十億リンギ単位を億リンギへ換算しました。各値は丸められているため、表示された輸出額から輸入額を引いた値と、公表の黒字額には差があります。
前月比の読み方
季節調整とは、毎年繰り返す季節的な変動などの影響を取り除く処理です。同じ発表の季節調整後の前月比では、輸出は1.3%増、輸入は1.2%増でした。調整前とは増減の向きが異なります。
「前月より減少」と「前月より増加」のどちらを使う場合も、季節調整の有無を添える必要があります。前年同月比の大きな伸びと、前月からの動きも分けて読みます。
住宅需要との関係
以下は編集部の見方です。貿易額は海外との取引金額であり、工場周辺の就業者数や賃貸住宅の契約件数を数えたものではありません。この増減率を家賃や入居率の予測へ置き換えることはできません。
就業者向け住宅を考える際は、対象地区での採用や勤務先の稼働、通勤経路、住宅の供給を別に調べます。マレーシアの8月雇用統計とジョホールバルの不動産も、全国の統計と地域の条件を分けて読むための関連記事です。
出典
本記事はDOSMの定例公表の一次情報の要約です。対象は2026年8月、公表は9月18日、参照日は10月19日です。本日の新規発表や9月実績として扱っていません。情報提供を目的としています。
よくある質問
輸出増なら住宅の借り手も増えますか?
全国の輸出額だけでは分かりません。対象地区の雇用や通勤、住宅供給と家賃の実績を別に確認する必要があります。
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補足情報
2026年8月のマレーシア輸出は前年同月比45.5%増、前月比では1.3%減でした。季節調整の有無による違いと、住宅需要へ読み替える際の限界を説明します。
出典・参考
- DOSM:2026年8月貿易統計(2026-10-19 参照)
- DOSM:8月貿易統計の公表資料(2026-10-19 参照)